コロラド日本語学校補習校について
コロラド日本語学校補習校は、2007年4月にデンバー市のBrentwood United Methodist Churchにてコロラド日本語学校として開校いたしました。2008年には補習授業校として、日本の文部科学省より認定されました。
現在は、コロラド州デンバー市郊外にあるArvada市の中高一貫校( Early College of Arvada)の校舎を借用して毎週土曜日に授業を行っています。
コロラド日本語学校補習校では、日本の教科書を使って、日本の学校に入っても支障ないレベルを目指して授業を行っています。年間42日の授業日数で教科書を日本の学校と同じように終わらせるのは簡単ではありません。このため、教師の研修を行うなど、教師の指導技術の向上には特に力を入れています。しかし、週に一日だけの学校ですから生徒・児童の学力維持のためには「家庭が第二の教室」と言われるように、家庭での保護者の皆様の協力が大変重要です。そのために、できるだけ生徒・児童の学習状態について保護者の皆様と密に連絡を取らせて頂いております。運動会でも日本語教育・日本文化を保護者の方に深くご理解いただくために、親子で行う競技を多く取り入れております。
このように、児童・生徒の学力向上に保護者の皆様と教職員が手を携えて取り組んでいることが、本校の特色であります。

開校以来、コロラド日本語学校補習校では、季節ごとの行事を通して伝統的日本文化を紹介するとともに情操教育を充実させ、日本人としての自信と誇りを育て、将来の国際社会における架け橋となる人材の育成を目指してまいりました。今までに多くの生徒が国内外へ進学し、大きな成果を上げているものと自負いたしております。コロラド日本語学校補習校は、さらなる教育的進化・発展を目指すことにより、これからの国際社会に通用する優秀な人材を育成することを学校の目標としてまいります。
また、2020年より新しい取り組みとして本校を卒業した生徒及び高校生のために高校論文コースの開設と学校のクレジットにもなるボランティア活動の導入を始めました。
補習校からJNHSへの登録(Japanese National Honors Society)をしています。
→現地校成績+日本語の成績(補習校での論文コース)で表彰を行う民間制度です。
→補習校での成績を加味するのは全米初の取組みです。
→高校卒業時にHonor Cordがもらえます。
・中学卒業生ボランティア登録制度開始
→高校生ボランティア単位獲得可能
毎週土曜日の9時から12時半までの半日校です。
補習授業校は、基本
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現地校に通学する児童生徒が、【対象】
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再び日本国内の学校に編入した際にスムーズに適応できるよう、【目標】
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基幹教科の基礎的基本的知識・技能および日本の学校文化を、【内容】
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日本語によって学習する【方法】
教育施設です。
本校は2/3の生徒が、片方の親が外国籍を持つ子供達ですが、多くの子供たちが、毎年夏休みの間には、日本の学校へ通い、日本国内の子供達と遜色なく学業についていくことができるよう、特に国語に力を注いでいます。
2008年度より日本国政府から補習校に認定され物心両面の指導援助を受けています。
小人数の学級編成により生徒の個々のレベルに応じた決め細やかな指導を行います。
授業および学校行事には保護者も積極的に参加して、児童・生徒と共に日本文化を体得します。
学校運営は原則として専任職員が行います。保護者により選任された理事会が職員の学校運営を監督しています。コロラド日本語学校は国籍・人種・障害・宗教等の差別は一切いたしません。